ふくしま未来神楽奉納
東日本震災の現実を伝え、鎮魂と再生の祈りを込め、伝承していく新しい表現としての現代の神楽「ふくしま未来神楽」第七番を創作し、福島の総鎮守である福島稲荷神社に奉納、発表する。
第7番 呆然漠然巨人
- とき 2018年8月25日(土)18:40~
- 会場 福島稲荷神社(福島市宮町1−29)
- 観覧無料(おひねり制)
- ホームページ https://www.mirainomatsuri-fukushima.jp/
主催:未来の祀りふくしま実行委員会
ふくしまバトンは今年も「ふくしま未来神楽」に出演します。小学生から高校生まで頑張って神楽舞の稽古に励んでいますので、お時間がありましたら是非お越し下さい。
参加アーティスト・スタッフ
作 | 和合亮一 |
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演出 | 木村純一 |
舞台監督 | 関口 修 盛藤隆伸 |
照明 | 佐藤康孝 |
衣装デザイン/製作 | Noriko Ferry |
作曲/指揮 | 嶋津武仁 |
演奏 | 山木屋太鼓「鴉」 齋藤恭太 藤野恵美 阿部なつ乃 |
振付/神楽舞 | 橘正鳳 |
舞踊指導 | 花柳沙里樹 |
神楽舞 | ふくしまバトン 川島ゆかり 奈良夏妃 |
口上 |
和合亮一 酒飲亭いさん 鈴木優斗 西片智紀 乾優香里 大内悠生 佐々木宗吾 齊藤青空 三浦こころ |
神楽舞/口上 |
笹原温恕 清野和也 遠藤 晃 那須大洋 遠藤 航 岩井青都 齋藤瑠偉 小田大暉 |
書 | 半澤紫雪 |
切り絵 | 佐藤てるえ |
※ 特別協力 : 福島稲荷神社様 / 丹治正博宮司
監修 : 懸田弘訓氏(民族芸能学会福島調査団団長) / 森 幸彦氏(伊勢大御神宮司)
モチーフ
昔話「信夫山(しのぶやま)を作った大徳坊(だいとくぼう)」
昔々、どこからか「大徳坊」と呼ばれる見上げるような大男がやってきた。大徳坊は、「たんがら」と呼ばれる背負い籠に山土をいれて背負って来た。そして、平らだった土地に、その土をあけた。それが信夫山になった。そうして、大徳坊がたんがらの底を見ると、土くれが少し残っていたので、ぽんと空けたのが一盃森となった。今度は腹がへったので、昼飯にしようと飯曲輪(まげわっぱ)を開けると、飯の間に小石が混ざっていた。その石を箸でつまんで投げたのが「石が森」となった。これが信夫山の由来だそうな。