福島の民俗芸能 ふくしまバトン

福島民俗芸能教室

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新たな挑戦!

第10回「まとめの会」ふくしまバトンは昨年度、新な試みとして福島中央学習センターにて「民俗芸能教室」を10回行いました。
この教室は、古くから伝わる民族芸能が震災による避難離散や少子化の影響で担い手不足に陥り、消滅しかけている今、少しでも担い手を増やす手助けができないかとの想いから始まりました。
昨年度は福島の民俗芸能である「浪江町請戸の田植踊り」、「福島大波の三匹獅子舞」、「南相馬の子ども手踊り」の三団体の講師の方をお招きしました。教室では、民俗芸能の歴史、唄やお祭りに込められた想いなどを聞きながら、楽しく振り付けを教えていただきました。

第10回「まとめの会」
第10回「まとめの会」では、民俗芸能学者懸田弘訓氏を招きました。
そこでは、福島県全体の民族芸能について、それぞれの特色や発展の過程など貴重なお話をしていただきました。その後、皆で輪になって踊り、最後にふさわしく楽しくまとめの会を終えました。
お話の中で震災以降、避難先がバラバラでなかなか練習に集まれないことや、お囃子の正確な楽譜がないことなどを知ることが出来ました。
私達は踊りを習っているため、この教室によって担い手となり、少しでも民族芸能を消さずに残す手助けができるかもしれないと思いました。
(清水)

 

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