ラジオ福島賞ゲット!
7月31日、8月1日の二日間に渡り開催された第四十六回福島わらじ祭りに里の子会20名がダンシングそーだナイトの部で初参加しました。
ダンシングそーだナイトの曲を日本舞踊で振り付けし、揃いの浴衣と扇子で披露し、ラジオ福島賞を受賞しました。
猛暑の中長い時間踊り続けるのはとても大変でしたが、終わった後には達成感があり楽しい経験となりました。参加者は改めて踊ることの喜びを再確認しました。
(高校三年 佐藤)
わらじ祭りの由来
古くより歌枕で知られる信夫山は、福島市の中央部に位置し、月山・湯殿山・羽黒山の三山が良く知られています。その信夫三山(信夫山)にある羽黒神社の大わらじ ( 長さ12m・重さ2t ) は日本一と称され、古来より健脚を願って毎年2月の「暁 ( あかつき ) まいり」において奉納されています。
大わらじは、昔羽黒神社に仁王門があり、安置されていた仁王様の大きさにあったわらじを作って、奉納したのがはじまりだといわれています。その後、伊勢参拝などの長旅に出かける人々が健脚、旅の安全などを祈って奉納するようになりました。近年は無病息災・五穀豊穣・家内安全・商売繁盛も願っています。
毎年2月の「暁まいり」は江戸時代から三百有余年にわたり受け継がれた伝統あるお祭りで、大わらじ(現在は片足分)が奉納されます。
福島わらじまつりは、その「暁まいり」に由来し、日本一の大わらじの伝統を守り、郷土意識の高揚と東北のみじかい夏を楽しみ、市民の憩いの場を提供するまつりとして例年8月上旬に実施しております。
また、大わらじ(片足分)を奉納することにより、「暁まいり」に奉納された大わらじとあわせて一足(両足分)とすることで、より一層の健脚を祈願する意味も込められております。