「日本の伝統文化を知って、世界とつながる」
世界中の人々が相互理解し、平和と信頼関係を築いていこうとするとき、その第一歩は挨拶であり自己紹介になるでしょう。
普段の生活では当たり前すぎて特に意識することはない「日本人」という現実に直面したとき、相手に自分をどう伝えられるのか、グローバル化が加速する時代の中で特にこれからを担う子供たちが何を伝えられるのかと考えます。
遠い外国からわざわざ日本に訪ねてきた友達に、仮にパスタや中華料理を振る舞っても美味しければ喜ばれるかもしれませんが、それだけでよいのでしょうか。
自分を知り、そこに〝本当の〟誇りを持っていればいるほど、他人を理解し違いを受け入れられるようになります。排他的になるのは、自信の無さの裏返しだとも言えます。
日本独特の風土、四季、美意識、長い歴史と生活の中で育まれてきた伝統文化。それは呼吸に努力が要らないように、本来はただありのままで自然なものなのです。
それを古くさいもの難しいもの、あるいは変に高尚だったり敷居が高い閉鎖的なものにしてしまったことは、伝承者として携わってきた側にも大きな反省点がありました。
世界が文化でつながる「みらい」を意図して、まずは単純に楽しみながら体験し、一人一人が自分とは何かを思い出すきっかけとなる広場を創造していきたいと願っています。
伝統文化みらい広場 役員名
委員長 | 橘 正 鳳 |
委 員 | 飯 塚 啓 子 |
委 員 | 藤 蔭 茂 樹 |
委 員 | 清 沢 琢 也 |
相談役 | 花 柳 琢兵衛 |
事務局 | 花 柳 沙里樹 |